11月にもなると紅葉もきれいになるので、登山はオススメの外遊び!見晴らしの良い場所で深呼吸すると、とても気持ちが良く、リフレッシュできます。
だけど、小さなお子さんと一緒に登るのはどうしても不安ですよね。
そもそも子どもを連れて登山できるの?何を持って行けばよいの?
そんなお子さんとはじめて登山する際のポイントをまとめました。
■本記事のテーマ
幼児でも登山は出来るの?
何歳から自分で歩いてくれる?
どれくらいの距離なら歩いてくれる?
必要な持ち物は?服装は?
ちょうどよい山の見つけ方は?
という悩みにお答えします。
■記事の信頼性
3歳と5歳の息子2人を連れて、週末は男3人旅に出かけるパパです。
大学生時代はYMCAのキャンプリーダーを4年間努め、幼稚園児から中学生までの幅広い世代のお子さんを、海山川へと毎月連れて行っていました。
子どもを連れてアウトドア遊びをする際のポイントをお伝えします。
■もくじ
2.幼児を連れての登山は往復1.5キロくらいのルート(森林公園)がオススメ
1.幼児は2歳後半頃から登山が可能!
結論として、幼児の登山は2歳後半頃から可能です。
個人差はありますが、2歳半頃になると、足取りもしっかりとしてくるので、山も登れます。
実際に私の息子は2歳半で、往復2キロの山をずんずん登って行きました。
私は、子ども2人と3人で山に登ることが多く、基本両手で子どもと手を繋ぎながら登ります。上のお兄ちゃんは一人でずんずん登って行くことも多いですが、2歳の弟は私と手を繋ぎながら登ります。
登山道の階段などは段差が大きいものがあるので、2歳の弟の胸ぐらいの段差もあります。それでも、手を繋ぎながらサポートしてあげると、一生懸命登ります。頑張っている姿はかわいいですよ。
2.幼児を連れての登山は往復1.5キロくらいのルート(森林公園)がオススメ
はじめて幼児を連れて登山する場合は、往復1.5キロ程度の整備された山を選びましょう。
はじめてなので、何がおきるか分かりません。駐車場からのアクセスも良く、すぐにのぼり始められるところがオススメ。
NG:電車での移動する場合は、遠方はNG。電車移動でお子さんが疲れてしまいます。
私は、慣らしとして、近所の森林公園などの山道をお散歩がてら歩きました。ちょっと遠方の田舎の公園なんかは、ハイキングコースが整備されていたりしており、本格的な登山をする練習にはもってこいです。
山道に入るとわかるのですが、子どもはすぐに地面を触ります。石を拾ったり、落ちてる枝を拾ったり、疲れているかどうかに関わらず、すぐにしゃがんで何かを見つけます。なかなか進みが悪いこともあるので、あまり長距離はやめましょう。
1.5キロ程度が、興味を惹きつけながら歩くことの出来るちょうど良い距離です。
3.必要な持ち物は?服装は?
【必要な持ち物チェック】
□おむつ □ウエットティッシュ(セブンイレブン×赤ちゃん本舗コラボ)
□ビニール袋数枚 □ゼリー □リンゴジュース(パック) □お菓子 □タオル □着替え
□虫よけ □救急用品 □リュックサック □ウエストポーチ □水筒 □余裕を持った気持ち
【それぞれ理由を解説します!】
□おむつ □ウエットティッシュ(セブンイレブン×赤ちゃん本舗コラボ)
トイレ関係は必須です。うちの子はおむつなので、交換用おむつを持って行っています。
初回の登山時は、山道に入る前に急にしゃがみこみ、「登山がいやなのかな?」と思いきや、気張り始めました(笑)
人気の少ない山道の端っこの方で、おむつを交換するなんてこともあります。
□ビニール袋数枚
おむつを入れたり、ごみを入れたりするのに必要です。スーパーのレジ袋でOK。
□ゼリー □リンゴジュース(パック) □お菓子
ゼリーやリンゴジュースは、子どもが疲れた時や休憩時に役立ちます。
ポイントは疲れる前にゼリー・ジュース休憩をするということです。疲れてしまい、グズるとリカバーが大変です。私は、あまり無理せずに20分程度で休憩するようにしています。頂上や見晴らしの良い場所で食べるゼリーは格別なようで、子どもたちも嬉しそうに食べています。
お菓子は食べないことも多いですが、お子さんがグズッたり、予定よりも時間がかかっている時など、お子さんの元気回復の為に持って行くのが良いです。
□タオル □着替え
着替えは、下着と上下1着ずつでOKです。あまりたくさん持って行くと荷物になってしまいます。
雨の降った後などは、登山道がぬかるんでいる可能性が高いです。もし、転んだりして着替えることになれば、無理をせず引き返すという判断も必要です。
□虫よけ □救急用品
虫よけは、リュックに携帯できるような小さ目のものがオススメ。救急用品も必要最低限で私は持っています。(バンドエイド、消毒薬、くらい)
※ポイズンリムーバーがあれば安心ですが、使ったことはありません。
□リュックサック □ウエストポーチ □水筒
基本、荷物はパパが背負ういます。こどもにリュックは背負わせない方が良いです。特にはじめての場合はすぐに疲れます。
今回は2キロ程度の登山で、弁当なども持って行かない想定なので、パパのリュック1つに荷物は収まります。
ウエストポーチは必携です。財布、スマホ、ウエットティッシュ、救急用品、を入れておきます。ウエットティッシュは頻繁に使いますので、ウエストポーチに入れておいてください。その他の物は、リュックに入れておけばOKです。
ウエストポーチは、肩にかけ、胸の前に、リュックは普通に背負います。
水筒はリュックの両脇にあるメッシュのポケットに入れるのがオススメです。そこに入れておくと、子どもたちが飲みたい時に、勝手に取りに来ます。こどもの見えるところにあるのがポイント。
□余裕を持った気持ち
一番大事かもしれません。まず、無理は禁物です。お子さんの様子がいつもと違う場合は、下山しましょう。
お子さんとの登山は登頂することが目的ではありません。山道に入り、美味しい空気を吸い、いつもと違った場所を歩くだけで、大冒険です。
「無理はしない」と決めて、スタートしましょう。
【必要な服装チェック】
□基本は長袖長ズボン □後ろに日よけのあるぼうし □履きなれた運動靴 □防寒具(冬場)
自然が相手なので、転んだり、毒のある生き物に触れたてしまったりと色々なことがあります。出来る限り、長袖長ズボンがオススメです。
うちの子は、よく蚊にかまれるので、夏場でも長袖長ズボンで山に入ります。虫よけも必須ですね。
靴は2キロ程度の登山であれば、不通の運動靴で問題ないです。履きなれたお気に入りの運動靴がベスト。
4.ちょうどよい登山コースの見つけ方は?
グーグルマップで家から車で1時間程度で行ける山あたりを検索し、「公園」と検索すると画像つきで手頃な森林公園が見つかります。
はじめての場合は、森林公園などの登山道がオススメです。
グーグルマップは画像や口コミなどが充実しており、事前情報を集めるにはもってこいです。
しかも地図から検索できるので、パパの行動できる範囲内から選ぶことができるので、スケジュールも立てやすいです。
具体的には、自宅から車で1時間以内で移動できる範囲でまずは検索しましょう。「公園」で検索するといくつか出てくると思います。
写真などを見て、よさそうな公園があれば公式HPも見てください。ハイキングコースなどがある公園であれば、詳しいルートも掲載されていると思います。
はじめて行く場所は、事前にある程度コースが確認できる安全な登山道を選ぶようにしてください。
パパにとっては物足りなくても、子どもにとっては大冒険になることの方が多いです。無理は禁物です。
■まとめ
いかがでしょうか。はじめはドキドキするかもしれませんが、一度行ってしまうと次回からのハードルはグッとさがります。
お子さんにとっても大冒険!はじめが肝心なので、初回は無理をせず、公園なども併設されている手ごろな場所を見つけてください。
なんなら、少しだけ山道を散策し、あとは公園で遊ぶ。くらいでも大満足だと思います。
お子さんの様子をある程度つかめて来てから、登山に挑戦するのがオススメです。
これからの季節は登山がオススメ!山に入って美味しい空気をたくさん吸って、雄大な景色を眺め、パパもお子さんも大満足間違いなしです!
※ママはこの間、自分の時間が取れるので、家族みんながハッピーになれます。